からすみ/カラスミ
カラスミは回遊魚である ぼら (鯔) の卵巣を塩漬けにしたものです。
そもそもはトルコ・ギリシャなどの地中海沿岸地方で製造法が確立し、
それが中国へと伝わり、秀吉の朝鮮出兵の前後に日本に伝わったとか。
中国製の墨石に似ているところから 「唐墨(からすみ)」と呼ばれたとか。
イタリアでは ボッタルガ bottarga
フランスでは ブタルグ boutargue
日本のカラスミよりは塩分が少なめのようですが
イタリアの 「ボッタルガのパスタ」などは
さすが風土の料理 ワインによく合います。
ボラ自体はそれほど高価な魚ではありませんが
その卵巣は カラスミの原料としてたいへん高価です。
しかし、カラスミの高さの最大の理由は、それを作る手間ひまです。
熟練した人が時間をかけて作る、 その人件費を考えてみれば
それ相応の金額になるのはやむを得ないことでしょう。
そうして あの独特な味わいが生まれます。 ( ^ 〜, ^
ボラは 出世魚 (成長につれて呼び名が変わる) の代表格。
地域によって微妙に呼び名が違っていたり
大きさが違っていたりしますが、
幼 (3〜4cmまで) : ハク ゲンブク キララゴ
小 (〜20cm弱) : オボコ スバシリ
中 (〜30cm) : イナ
大 (〜40cm) : ボラ
特大 (40cm以上) : トド
といったあたりが有名なところ。
おすすめのカラスミはこちら
http://www.fjmr.jp/osusume-karasumi.html
こちらのサイトではボラの卵巣の入荷から乾燥までの
写真を見ることができます。
http://kawanami.net/karasumii.htm
ボラの薀蓄(うんちく)はこちら
http://www.shunmaga.jp/zukan/gyokairui/bora/bora.htm
【この記事 以上】
